皆さん、こんにちは。
ChatGPT小説講座のお時間です。
本日は純文学の書き方のレクチャーです。
純文学と言えば、芥川賞ですね。
最新の第171回、芥川賞受賞作「サンショウウオの四十九日」(朝比奈秋著)を読みましたが、
とんでもない小説でしたね。
とんでもないというのは、褒め言葉です。
興味ある方はブックレビューをお読みください。
ChatGPT小説講座:純文学の書き方とは?
小説を読むのが好きで、かつての文豪に憧れ、「自分も純文学を書いてみたい」と思っている人も多いかもしれません。
でも、どうやって書けばいいのか。
果たして自分が書くもの、書いているものは純文学なのか。
エンタメなのか。
わからない人もいるでしょう。
念のため、先に純文学の定義から記しておきましょう。
純文学の定義とは?
ネット検索すれば、すぐに出てきます。
「純文学とは、詩歌や小説、戯曲など、広義の文学のなかでも、文章力や表現力などの芸術性を重視した文学です」
さらに、純文学は、文字でつむがれたアート作品であり、読者に「問い」を突きつける抽象的な文芸です。とありますね。
わかりやすく言うと、
娯楽性を重視する大衆小説(エンタメ小説)に対して、文章力や表現力などの芸術性を重視する小説を指すのです。
どういう作家がいるのか。
純文学作家で有名な人物は誰なのか。参考までに記載しておきます。
夏目漱石
太宰治
芥川龍之介
川端康成
宮沢賢治
三島由紀夫
村上春樹
川上未映子
吉本ばなな
綿矢りさ
又吉直樹など。
他にもたくさんいます。
東野圭吾さんや宮部みゆきさんなど、ミステリー作家は純文学ではありません。
ちなみに純文学の新人賞は、文學界新人賞や文藝賞、新潮新人賞や群像新人文学賞、すばる文学賞などがあげられます。
簡単に獲れる賞ではありませんが、どっこい、今は生成AIの時代です。
ChatGPTをアシスタントとしてうまく使えば、純文学の新人賞だって狙えますよ。
ChatGPT小説講座:重要な4つのポイント~文章力、テーマ、世界観、キャラ~
純文学の書き方は、一般的な小説の書き方となんら変わりはないです。
大事な4つの要素は「文章力、テーマ、世界観、キャラクター」です。
実はね、これまでは自分の頭脳ですべてを考えていたので、純文学は敷居が高かったのです。
でも、ChatGPTを使えばどうでしょう。
これらはすべてクリアできそうな気がしますね。
①文章力
初稿はできるかぎり自分で書きましょう。中途半端な文章であっても、ブラッシュアップを生成AIに依頼すればいいのです。
②テーマ
テーマがわからない、という人もいるかもしれません。難しく考える必要はないです。
「自分が表現したいこと、読者に伝えたいこと」。それが小説のテーマです。
日常的な恋愛、家族愛、自殺など。
SFやファンタジーも、テーマになりますよ。
他ではあまり見ないような斬新なテーマを選ぶのも、競合を勝ち抜く戦略とも言えますけど。
③世界観
物語には、必ず世界観があります。
世界観ってなに?
これは、世界とはこういうものだ、その中で人はこう生きるものだ、という世界・人生に対する見方です。
世界観の設定は重要ですよ。
たとえば、村上春樹氏の小説など、現実と非現実が交錯する不思議な世界観があったりしますからね。
④キャラクター
主人公のキャラクターはとても大事です。
夏目漱石の「吾輩は猫である。名前はまだない」なんて、素晴らしいキャラ設定じゃないですか。
印象に残るキャラを考えないといけません。
具体的な手順、まずは純文学プロット作り
ChatGPTを使ってプロットを考えてもらいましょう。
②~④を頭に入れ、
「あなたはプロの作家です。●●のこういう設定で、プロットを考えて欲しい」とプロンプトを打ち込めば、
10秒ほどで考えてくれるでしょう。
プロットとは、物語の全体像が見えるようにストーリーを要約したものですから、
それに基づいて作品を仕上げていけばいいのです。
キャラクター設定を練る
物語の登場人物や舞台などの設定は重要ですから、
ある程度のキャラ作りは自分で考えておきましょう。
大まかな流れができたら執筆です。
推敲はこれまでは大変でしたが、ChatGPTを使えば楽勝ですよ。
筆者は6年間も、作家や文芸評論家の文章教室に通い、講座料を払って指導を受けました。
添削も何度も受けました。
これって、今や文章教室の先生がChatGPTに変わっただけですから、
ChatGPTを使うのはなんら問題ないと思っています。
しかも、無料です(有料版もありますが)。
おまけにChatGPTは先生ではなく、アシスタントですから!
気をつけないといけないのは、個性的な文章は生成AIにはまだ書けませんし、
そこだけは注意すること。
なお、新人賞のなかには、応募規定で「生成AIの使用は不可」としているところもあるので、調べないといけませんよ。
まとめ
純文学は文章力・表現力に最も重きを置いている小説とも言えます。
ただ、難解で読みにくい、堅い文体を書く必要はないでしょう。
あなたの個性的な文章を活かしつつ、自分が書きたいこと、読者に伝えたいことを書いていけばいいと思います。
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