ブックレビュー

ブックレビュー

新川帆立著「元彼の遺言状」新しい女性エンタメ作家の仰天小説、感想は?

新川帆立著「元彼の遺言状」(宝島社文庫)を読みました。新しい女性エンタメ作家の仰天小説です。『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。主人公のキャラが際立ち、斬新な設定も素晴らしいですよ。ジャンルとしては遺産相続ミステリー。感想も記しています。
ブックレビュー

西村寿行「呑舟の魚」呪われた旧家を舞台にした兄弟の死闘を描くバイオレンス長編、衝撃内容!

西村寿行氏の「呑舟の魚」(新潮文庫)を読みました。呪われた旧家を舞台にした兄弟の死闘を描くバイオレンス長編です。衝撃内容です!いや~、驚きの展開です。こんな展開はありえない。いや、ありえるか。寿行作品は凄すぎ!思わず唸っちゃいましたね。
ブックレビュー

伊与原新著「藍を継ぐ海」直木賞受賞作のあらすじや感想は?ネタバレも

伊与原新著「藍を継ぐ海」を読みました。直木賞受賞作です。日本各地を舞台にその土地特有の歴史や自然などをモチーフとした短編集(5編収録)で、読みごたえがありましたよ。あらすじや感想をご紹介です。ネタバレも含みます。
ブックレビュー

ヘミングウェイ「老人と海」あらすじ、感想は?カジキマグロやサメとの壮絶な格闘

ヘミングウェイの「老人と海」を読みました。再読です。ピューリッツァー賞受賞の名作ですよ!5メートルものカジキマグロとの壮絶な格闘、サメとの戦いを描いた物語。自然の厳しさと人間の勇気を謳っています。凄い小説です。結末がまたいいですよ!
ブックレビュー

【読書虫】おススメの文庫本1位「どこでもいいからどこかへ行きたい」(ファ)を読んだ!共感した!

第15回エキナカ書店大賞1位、オススメの文庫本「どこでもいいからどこかへ行きたい」を読みました。ファ著。共感しましたね。「大事なのは日常から距離をとること」だと著者も言っています。独特の旅行を実践している人で、ふらふらと移動することのススメです!
ブックレビュー

書ける人は人生を変えられる?読まれる文章は資料探しから!文章読本

ナムグン・ヨンフン著『みんながよみたがる文章』(日経BP)を読みました。最新刊ですが、イチ押しの文章読本です。「書ける人は人生を変えられる」と言っています。「読まれる文章は資料探しから」とも。文章はゼロからの創造ではなく、マネをせよ!とのことです。
ブックレビュー

角田光代著「八日目の蟬」(中公文庫)心が震えるサスペンス!小説も映画も泣ける!ネタバレ

角田光代著「八日目の蟬」(中公文庫)は心が震えるサスペンスです!このほど「ほな西へいこか本大賞」を受賞したのを機に再読しましたが、素晴らしい小説だと改めて思いましたね。同時に映画を思い出しました。小説も映画も泣けます!ネタバレ含みます。
ブックレビュー

元祖「アンパンマン」収録!最初は空飛ぶおじさんだった!幻の初期作品集「十二の真珠」

元祖「アンパンマン」収録!最初は空飛ぶおじさんだったのです!幻の初期作品集「十二の真珠」の中で読むことができます。この作品集(12話)は復刊されたもので、やなせたかしさんの原点がここにあります。「チリンの鈴」は評価も高く、興味深い物語です。
ブックレビュー

「アンパンマン」誕生秘話とは?出版社酷評!幼稚園児から人気に火がついた!感想、ネタバレも

「アンパンマン」誕生秘話とは?本書ではそれがよくわかります。最初の絵本は出版社が酷評も、幼稚園児から人気に火がついたのです!その後、テレビアニメ化においても、上層部の反対で思うよう進まず。ところが、いざスタートすると、予想外の人気!そんなエピソードがいっぱいですよ。
ブックレビュー

「作家になる方法」(千田琢哉著)とは?小説家は社会不適合者が向いている!

「作家になる方法」(千田琢哉著)を読みました。内容はかなりおもしろかったですよ。もちろん本書は作家になりたい人に向けて書かれていますから、そういう人には興味深い話ばかり。結論的には「小説家は社会不適合者が向いている」ということです。