皆さん、こんにちは!
チャットGPTの登場以来、利用者はどんどん増えていますね。
専門的な講座やら学校なんかもできて、生成AIを使いこなさないと、メディア関係者は生き残れないとも言われています。
筆者なんかもこのようなブログを発信している以上、常々、上手に活用していきたいと思っています。
そこで本日はチャットGPTを使って書き上げた小説の著作権問題について切り込んでみたいと思います。
チャットGPT小説、著作権侵害ってあるの?
ChatGPTの開発元であるOpenAI社によれば、規約さえ守っていれば、生成されたもの(コンテンツ)は当事者が著作権を得るものと発表しています。
つまり、生成AIを使って書き上げた小説の著作権は、利用者にあります。
いわば、チャットGPTはアシスタントですから、ボスに著作権があるわけです。
では安心なのかと言うと、決してそうではありません。
生成されたコンテンツ自体が著作権を侵害している可能性があるからです。
そもそもChatGPTは、膨大なネット上のデータを学習して文章を生成する仕組みですね。
つまり学習内容には著作物も含まれている可能性が十分にあります。
たとえば、チャットGPTに依頼して書き上げた短編30枚の小説。
「うまく書いてくれたな」と思ってそのまま採用すると、もしこれが誰かの書いた著作物の一部コピーだったり、もしくは、似た文章だったら…。
これは完全に著作権侵害にあたります。
これまでにも、問題になっていますね。
アメリカでは「スパイダーマン2」の脚本の原稿を手がけた作家などがOpenAI社を訴えましたし、すべて自身の作品を参考に文章が生成された結果、著作権が侵害されたという主張ですね。
また、アメリカの大手新聞社であるニューヨークタイムズも、ChatGPT開発元のOpenAI社と出資しているMicrosoft(マイクロソフト)を訴えました。
主張は自社の記事がChatGPTに許可なく学習され、著作権を侵害されたというものです。
う~ん、この主張は厳しいものでしょう。
チャットGPT小説、著作権問題を徹底分析!対策も
生成された文章(小説)には、著作物と似た内容が含まれる可能性は大いにあるでしょう。
基本的に生成された文章は利用者のものですが、著作権に違反していないかの確認は利用者側に責任がありますから。
筆者も時々。チャットGPTに小説を書かせたりします。
ほんの一部ですが、「うまい表現だな」と思う一方で、「なんか似た表現が多いな」と思ったりもします。
あるいはまた、この文章は「だれかの小説の一部を引用しているのでは?」と疑問を持ったことも…。
ここがやっかいなんですね。
だからそのまま使うことは避けています。
対策はチャットGPTの文章を100%信用するのではなく、しっかり吟味して使うことでしょう。
コピペチェックツールを使って予防する方法もあります。
具体的には、「こぴらん」や「CopyContentDetector」といったサイトで確認できます。
筆者は使ったことはないですけどね。
ただ、プロットづくりはかなり優れています。「なるほど、こういう展開にすればおもしろいな、チャットGPTは凄いな」って思うこともしばしばです。
文章を得意とする人たちや小説創作、ブログなどにチャットGPTは急速に普及していますね。
これからもっと改善されていくことでしょう。
まとめ
今回はチャットGPT小説の著作権侵害について触れてみました。この問題は今後、さらに注目を浴びるかもしれません。チャットGPTを使えば、長編は無理でも短編は書けますから。書き手はもっと増えるでしょう。そのとき、著作権問題は要チェックですし、対策は講じないとね。
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