【ぶらっと孤独旅】愛媛の石鎚山で恐怖体験!面河川はエメラルドグリーンも、何も釣れず!

皆さん、こんにちは。
旅行は好きですか?
私は大好きです。
年に何回か旅に出ています。
そろそろ旅行に行きたいな、と脳が周期的に働きかけ、そそのかすので、ソワソワし始めるのです。
脳の思考って、そんなふうに出来ているのでしょう。

以前は男同士でも、彼女とも出かけたものですが、最近はぶらっと一人旅が増えました。
一人旅は孤独です。孤独だけれども、煩わしい人付き合いをしなくて済むので、私なんかは好きですね。
田舎は高知県なので、以前はたびたびぶらっと高知旅に繰り出したものです。
フライフィッシングが趣味だし、コンパクトカーに釣り道具だけを積み込み、宿泊先も決めずに出かけることも多い。

「ぶらっと孤独旅」愛媛の石鎚山を目指す

石鎚山のてっぺん

かつて5月ごろに、休みを利用して高知旅を敢行しました。
3泊4日。行先も決めず、自家用車のハンドルを握りました。

どこに行こうか?
どこに泊まろうか?
有名なホテルだと人が多いし、予約も取りにくいので、まあ、駅前にビジネスホテルくらいあるだとうと思ったのです。
運転しながら、途中のパーキングでスマホで行先を検索したりもします。といっても、大雑把に。
しっかりと旅行計画を立てる方も多いでしょうけど、私の場合は適当ですね。

この日、とりあえず、大阪から愛媛県の石鎚山(いしづちさん)を目指しました。
四国山地西部に位置する標高1982mの山ですが、山奥の渓流地にはあまごや岩魚が棲息しているようですから。
釣りポイントは漁協が紹介しています。

現地に行けば、釣りを楽しめるだろうと車を飛ばしました。

大阪からののんびり旅。

夜だと高速代が安くなるので、夜中に走りました。
休憩しながら、ぼちぼちと……。
次第に夜が明け、うっすらと周りの景色が目に飛び込んできます。朝の気配を感じるのは、なんだか幸せ。
四国に入り、石槌山の入口へ。すでに昼前でした。

面河渓は透明度抜群で、エメラルドグリーン

石鎚スカイラインがあるので、魚のいそうな渓流を見極めながら、上流を目指します。

面河渓(おもごけい)は有名ですし、透明度抜群の渓谷です。仁淀川上流になりますが、この面河川はまさにエメラルドグリーン!
いや~、めちゃくちゃきれいですよ。

車を降りて、何度も川をのぞき込みました。

ただ、スカイラインを降りてから、どうやら道に迷ったんですね。
登山で有名な林道に紛れ込んでしまいました。
林道には登山客の姿がちらほら。林道の斜面は絶壁で、この林道を車で走れるのだけど、
何とも恐ろしい雰囲気です。

石鎚山のてっぺんで霧に見舞われ恐怖体験!

あれ?

これはやばい!

霧が出てきたのです。
山の頂上ですよ。見晴らしは素晴らしく、絶景ですが、何しろ車です。
林道は車1台が通れる幅しかありません。
対向車に出くわすと、どうなるのだろう。
焦りました。
加えて操作を誤ると、斜面から真っ逆さまに車ごと落ちてしまう。
これは危険です。車なんて一台も走っていません。
速度20キロ。

霧のせいで、スピードは出せず、のろのろ運転です。
早く林道を抜けなければ……。

ひしひしと恐怖を感じました。
震えながら運転しましたよ。

登山客用の舗装されていない道が1本あるだけ。正真正銘のてっぺんに道路が通っていて、
そこを20分以上も走ったのではないでしょうか。

ようやく分岐点が見えました。

やったー!

心の中で叫びましたよ。そこからは下り坂。ゆっくり降りて行きました。

迷ってしまい、ほんとに山の頂上まで登ってしまったのですね。

街へ出ました。時刻はすでに夕刻。泊まる場所を検索しました。
コンパクトなビジネスホテル、カプセルホテル、サウナ、格安旅館、素泊まりホテルなど、
なんだっていいのです。
寝床があれば、それで事足りる。
民宿はあまり1人では泊まりたくない。釣り宿に1人で泊まることはあるけどね。

繁華な駅前にビジネスホテルを見つけました。
値段も安い。5000円ほど。

すぐにチェックイン。
普通なら、地元の居酒屋に入って地元めしを食いたいところですが、この晩は近くのラーメン店で済ませました。1人旅ではわりとふつうの晩飯を食べることが多いです。

ラーメンをすすりながら、面河川で竿も出せず、それが心残りで、ちょっと反省です。でもまあ、また機会があるでしょう。

もっとも、頂上には二度と行きたくないけど。

人間は年を取っても、本質的には変わらないものです。
もともと私は人が大勢いる騒がしい場所は苦手。
だからぶらっと孤独旅です。

また報告しますね。

まとめ

ぶらっと孤独旅。これは連載でお送りします。川や海が好きです。元々高知のド田舎の出身。海のすぐそばで育ったからでしょうか。近くに川もありましたしね。最近は海釣りよりも、渓流での釣りがほとんど。一匹も釣れないことも多いですが、それでも幸せな気分に浸れるのです。

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